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レーシングスキー



上の写真が何か分かるかな?そう、レーシングスキー用のゴーグルです。僕は高校生の時、レーシングスキー部に所属していました。何でスキー部なの?という声が聞こえてきそうだが、その答えは。。。もともと美術系の大学に行きたいと当時は思っていて、美術部に入る事も考えていたがなんと、美術部は全員女子(2年生も3年生も)だった。当時15歳の初々しい僕には、秘密の花園のような美術部に入る勇気がなかったのである。そして第2候補の軽音楽部は、存在していない。。。「うーん、困ったぞ」なんとしても帰宅部にはなりたくなかった僕は、スキー部がある事を知る。

大阪では、かなり珍しいであろうスキー部。「どうせ入るなら変わったクラブのほうがええやろ」そんな曖昧な動機でスキー部に入る事を決意したのであった。しかし!僕はスキーをほとんど体験した事がなかった。入部前はボーゲン以上、パラレル未満といった実力だった。そして、この「スキー経験があまりない」という事が、入部した後に思いもよらぬ方向に向かうのであった。

僕らの学年で入部したのは男子5人、女子が8人だった(たぶん)。最初のミーティングが行われた。キャプテンは2年の人で少し怖そうな人だった。そしてキャプテンがこう言った。

キャプテン「ウチのスキー部には、アルペンとノルディックがある」
     「いずれは1年のお前らも、どちらかに分かれてもらう」

正直に言って僕の頭の中は「?」である。「アルペン?ノルディック?なにそれ???」僕は隣に座ってる1年の男子に聞いてみた。

留衣「アルペンとノルディックってなに?」
男子「。。。そんなんも知らんと入部したんか?。。。」
留衣「お、おう。。。アルペンは何となく分かるけど。。」
男子「簡単に言えば、ノルディックはスキー板を履いたマラソンみたいなヤツや。」
留衣「うげ。。。」
男子「めっちゃしんどいらしいで。坂道を上ったり下ったり。。」
男子「もちろん、俺はアルペン志望や。」

そうアルペンは冬季オリンピックでも派手に行われている、いわゆるスキーで山を滑降してタイムを競うスポーツだ。ノルディックは荻原兄弟でも有名な、スキー板を履いたマラソンだ。僕はもっと楽しめるクラブと想定していたが(サークルみたいな)、これは締めていかねば!と思ったと同時に「辞めよかな。。。」とも思っていた。そして僕はこのクラブにのめり込んでいく。


つづく
  1. 2005/10/14(金) 21:10:55|
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